Rio de Janeiro

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2017年5月30日火曜日

「主権者教育」は若者に届くのか?

今日高校生と話している時、来年の18歳選挙の話になりました。
18歳選挙と言えば、高校でも力をいれていかなければならないとされている
「主権者教育」の充実が、今注目されています。

昨年秋に、総務省と文部科学省が共同して
副教材「私たちが拓く日本の未来 有権者として求められる力を身に付けるために」を作成し、
既に高校生に配布されています。
こちらからPDFで閲覧・印刷できます。

しかし、その高校生(横浜の私立高校2年生)いわく、
「その教材を使う授業はないから、みんなじゃまっけにして学校に置きっぱなしにしている」
とのことです・・・!
「文字が多く読みづらく、みんな関心もない。
タダでさえ教科書がたくさんあって重いのに、
紙の無駄だから配らないでほしい」という声すらあったそうな・・・

もちろんこのような声がすべてではないでしょうし、
学校によってはちゃんと活用されているでしょうから、
そのような学校が増えることを望むばかりです。
ただ、政治教育・政治参画関係者の意気込みとは裏腹に、
当の高校生からはその程度に思われてしまっているのが
現実の一側面かもしれないということは、肝に銘じておきたいと思いました。 

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